【川口・SS王座決定戦】高橋貢イン逆転V!SG20回目の栄冠

[ 2013年1月1日 06:00 ]

SS王座決定戦を制しガッツポーズを見せる高橋貢

 川口オートのSG「第27回スーパースター王座決定戦」は31日、11Rで優勝戦が争われた。レースは5周3コーナーで先行する永井大介をインから逆転した高橋貢(41=伊勢崎)が先頭ゴール。優勝賞金3000万円(副賞を含む)を獲得すると共に、歴代トップのSG20Vを成し遂げた。

 3年ぶり4回目のSS王座という偉業にも「勝っちゃったかな?という感じ」とサラリ。序盤は5番手から追う厳しい展開になったが「レースに集中できていた」と慌てなかった。「(9月の)オートGP優勝のタイヤが良くて、エンジンを引っ張ってくれた」と胸を張った。

 王座戦メンバーで試走3秒2台マークが5人とハイレベルな戦いを制した。「こんなにタフな開催はなかった」と強力なライバルたちに敬意を表したが、一方で「要求されるよりもっと上のエンジンに仕上げないと。優勝戦メンバーでは一番経験があるからね」と不敵な笑み。アラフォーの絶対王者が13年もオート界を力強くけん引していく。

 ◆高橋 貢(たかはし・みつぐ)1971年(昭46)6月14日、群馬県伊勢崎市生まれの41歳。91年6月28日登録の22期生。同期は笠木美孝、田方秀和、青島正樹、影山伸ら。通算174V。趣味はゴルフ。1メートル73、56キロ。血液型B。

 【決定戦VTR】序盤で先行したのは永井。5番手から追い込んだ高橋貢は4周3コーナーで木村と金子をさばいて2番手、5周3コーナーで永井を逆転した。5周4コーナーで永井を抜いた木村と金子による2着争いは8周3コーナーで金子がさばいて決着。

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2013年1月1日のニュース