【東京大賞典】フリオーソ好反応 引退戦へ陣営「万全の態勢で」

[ 2012年12月26日 06:00 ]

船橋で東京大賞典の最終追いを行ったフリオーソ

 6年間トップホースとして地方競馬をリードしてきたフリオーソ(牡8=船橋・川島正)が25日、引退レースとなるG1東京大賞典(29日、大井)へ向け、船橋競馬場で最終追い切りを行った。

 場外発売されている浦和競馬初日1R発走時刻の午前10時20分すぎ、調教パートナーの佐藤太(レースは戸崎)を背にしたG1・6勝馬が本馬場に姿を現す。実質的な公開調教。単走でテンから飛ばして5F61秒7~49秒1~37秒7。最後は鞍上の左ムチが3発、2発と連打された。「普段はこんなに追ったことはないけど、悔いのない調教をしっかりできた。休み明けの割に反応も良かった」と佐藤太。

 川島正師も「屈腱炎を抱えながらここまでよく我慢して走ってくれた。あと3日間、万全の態勢で出走させたい」と力を込めた。同馬は東京大賞典終了後に大井で、1月7日は本拠・船橋で引退式。春から種牡馬となる。

続きを表示

2012年12月26日のニュース