【ファンタジーＳ】サウンドリアーナ　阪神ＪＦに名乗り

ファンタジーステークスは直線で早々と抜け出したサウンドリアーナが快勝

　京都の「ファンタジーＳ」は１０日行われ、２番人気サウンドリアーナが２番手追走から２着馬を３馬身ちぎって重賞初制覇。阪神ＪＦ（１２月９日）の有力候補に名乗りを上げた。

　行きたがる癖があり、中団待機が定番だったサウンドリアーナ。行きそうになるところをＭ・デムーロががっちりと抑え込んだ。２番手から抜け出し、悠々と押し切って３馬身差Ｖ。全く危なげなし、完勝だ。「いい位置で競馬ができた」と鞍上はニッコリ。「次走は距離が延びるが、彼女はもっと良くなると思う」と称えた。次走も「空いていればお願いする」（佐藤正師）予定だ。