ヒルノダムール屈腱炎で引退へ 昆師「もう1つ勲章とらせたかった」

[ 2012年9月26日 16:08 ]

11年5月の天皇賞・春で、直線で抜け出しG1初制覇を飾ったヒルノダムール

 昨年の天皇賞・春などを制したヒルノダムール(牡5=昆)が26日、右前浅屈腱炎を発症していることが分かった。全治には今後9カ月以上の休養を要する診断で、陣営は現役引退を決断。今後は種牡馬入りへ向けて調整する。

 通算成績21戦4勝(うち海外2戦0勝)。昨年秋はフランスに遠征してフォワ賞2着、凱旋門賞10着の成績だった。

 ▼昆師の話 個所が個所だけにオーナーと相談しながら様子を見ていました。休ませれば使えるだろうが、若いうちに種牡馬にした方が結果が出るかもしれない。まだけい養先は決まっていないが、引退して種牡馬にする考えでいます。調子は良くなっていたので残念。もう1つ勲章をとらせたかった。今後は種牡馬として成功してほしい。

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2012年9月26日のニュース