オルフェ、凱旋門賞制覇へ第一歩も…池江師浮かれたそぶりなし

[ 2012年9月16日 23:25 ]

フォワ賞

(9月16日 ロンシャン=芝2400メートル)
 …オルフェーヴルが力強い末脚を発揮して初挑戦の海外レースを制し、日本馬の凱旋門賞初制覇に向けて大きな一歩をしるした。

 レース序盤はやや折り合いを欠いたが、最後方の内側に導かれると、落ち着きを取り戻した。最後の直線ではそのままインをついて一気に加速し、G13勝馬のミアンドルを抑えてゴール。スミヨン騎手は「初めてのロンシャンだったが、うまく勝ちきってくれた」と笑みを浮かべた。

 日本馬がフォワ賞を勝ったのは1999年のエルコンドルパサー以来で、同馬は続く凱旋門賞で日本馬最高の2着に健闘。池江調教師は「いい経験になった。(凱旋門賞には)さらに良い状態で出走させたい」と浮かれたそぶりをほとんど見せなかった。(共同)

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2012年9月16日のニュース