【セントウルS】大久保師も満足!サンカルロ きっちり先着

[ 2012年9月6日 06:00 ]

トウショウレイザー(右)と併せ、迫力満点の動きを見せたサンカルロ

 迫力満点のフットワークで久々の不安を一蹴したのがサンカルロだ。美浦坂路をキャンターで2本登坂した後の注目の3本目。2馬身先行するトウショウレイザー(4歳500万)に馬なりのまま並びかけ、ゴール前できっちり半馬身先着した。3F36秒7~1F12秒0の時計を確認した大久保洋師が満足そうな表情を浮かべる。

 「年齢(6歳)を感じさせない動きだよな。仕上がりも申し分ない。同じ休み明けで臨んだ昨秋のセントウルS(4着)よりも1週早く牧場から戻し、8月上旬から時計を出してきただけのことはある」と語ると、こう続けた。「今回、95点の状態で始動させて、次のスプリンターズSで100点にしたい」

 手綱を取った主戦・吉田豊も「この走りなら問題ない。関西のレースは流れが速くなるので戦いやすい」と昨年の阪急杯、阪神Cに続く阪神の重賞タイトル獲りに手応えをつかんでいた。

続きを表示

2012年9月6日のニュース