【北九州記念】“夏女”ヴァーゴウ　重馬場でも納得の末脚！

エーシンヴァーゴウは単走で上々の時計をマーク

　上昇カーブを描きながらサマーシリーズ２戦目を迎えた。エーシンヴァーゴウはＣＷコース単走。重い馬場でも最後まで脚色は鈍らず５Ｆ６５秒４～１２秒７。小崎師が納得の表情で切り出した。「ここ２走は直線競馬だったし、今朝はコーナリングを確認するために（坂路ではなく）コースでやりました。スムーズに走っていましたよ。１回使って状態は上向き。ハミ掛かりからして違いますね」もともと使い込んで調子を上げるタイプだ。ドバイ遠征明けの前走・アイビスＳＤ３着は地力の証と言っていい。さらに「欲目もあるかもしれないけど冬と夏とでは体の張りが違う」というように、この時季はピッタリ。「叩き２走目で走り頃だと思うので」と小崎師。３度目の重賞Ｖへ、下地は出来上がっている。