【日曜阪神９Ｒ】古馬に挑むトーホウアマポーラ

　【東西ドキュメント・栗東＝６日】再来週にＧ１宝塚記念を残しているとはいえ、トレセンは完全に夏モード。暑い時季が大好きな柏原の取材にも、いつも以上の力が入る。田島良師に週末の予定を尋ねると「今週はたくさん使うよ」。阪神に７頭がスタンバイ。中でも柏原が出走を心待ちにしているのが出石特別（日曜９Ｒ）のトーホウアマポーラだ。

　前走・あやめ賞は京都芝１２００メートルで１分６秒９とコースレコードタイで快勝。翌週の古馬オープン特別（鞍馬Ｓ＝１分７秒１）をしのぐ時計で勝ち上がり、その後は中５週のここに照準を合わせた。「３歳同士でやれるうちにどこか使った方が良かったのかもしれないが、速い時計で勝ったから少し間を空けて慎重にやってきた。この中間も変わりなく順調に来ている」

　先週は阪神、東京とも経験豊富な古馬と互角以上に３歳馬が頑張っていた。その流れは、今週も続きそうだ。