東京で“北出祭”の予感「ポンポンポンや」

[ 2012年6月6日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=5日】「中学時代からのスポニチ愛読者」という北出師。岡崎が熱烈に応援する調教師の1人だ。今週は土曜の東京ジャンプSに厩舎初重賞Vを目指してルールプロスパーが出陣。指揮官を直撃すると、「君にしゃべると馬が走らんようになるからな」と、いたずらな笑みを浮かべ早歩きで逃走した。ここで屈しては記者失格。調教スタンドから厩舎まで追いかけると、ようやく口を開いた。「レースの3週前に厩舎に戻すいつものパターン。スピードを生かせる東京は合っている。あとは直線の置き障害が初めてだから、戸惑わないかどうかだね」

 注目馬はまだいる。同日東京の稲村ケ崎特別にはサフランディライトがスタンバイ。「東京でポンポンといきたいですね」と岡崎が言うと、「ポンポンポンや!」と師は鋭く切り返した。もう1頭とは3Rの未勝利戦に出走するエーシンスノーマン。土曜日の東京は“北出祭”の予感がする。

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