【フィリーズR】“口論”武豊「勝って黙らす」

[ 2012年3月8日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・美浦=7日】フィリーズRに出走するビウイッチアスは美浦に駆けつけた武豊を背に坂路で、ラストを抑える余裕で4F49秒4の1番時計をマーク。動きを見届けた岡本は景気のいいコメントを期待して取材に向かったが、陣営の雰囲気はちょっと違った。51秒程度を予定していたという武藤師が武豊に「言ったこと全く聞いてないな」と言うと、武豊は「息を見てよ」と反論。「予定より速くなったけど、楽に走っていたからね」と時計を問題視しなかった。

 追い切りについてここまではっきりした“口論”が繰り広げられるシーンはそうないが、武藤師は競馬学校騎手課程の1期生で、武豊は3期生。学校時代からお互いを知っていればこそだ。武藤師が「3期生は口ごたえさせたらピカイチだからな」と言えば、武豊も「勝って黙らすわ」と闘志に火がついた様子。時計は別にしても好調なのは確実。要注意だ。

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2012年3月8日のニュース