【京都牝馬S】ネモシン“秘策”は「酒断ち」

[ 2012年1月25日 06:00 ]

「京都牝馬S」に挑むコスモネモシン

 日曜京都メーンは「第47回京都牝馬S」。関東馬コスモネモシンが惜敗続きに終止符を打つべく遠征する。昨年12月の愛知杯3着以来となるが、調整は順調。清水英師は「いい時の癖である、うるささがあるし具合はいい。寒い時季の方が走るしね」と状態に太鼓判を押す。

 昨夏以降は2、4、2、3着。クイーンSではアヴェンチュラと首差、札幌記念はトーセンジョーダンと0秒3差とのちのG1馬相手に健闘してきたが、どうにも勝利が遠い。最後に勝ったのは約2年前、10年1月のフェアリーS。師は「抜けるとソラを使う(集中力を欠く)から、もう少し追い出しを待ってもいいのかな」と差し勝負を示唆する一方で、さらなる“秘策”も用意している。「今週は酒を断って臨む。酒断ちは10数年ぶりかな」。そう宣言する師からは酒のにおいならぬ勝負気配がプンプン。文字通り勝利の美酒を味わえるか。

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2012年1月25日のニュース