【有馬記念】オルフェ「負け」覚悟 助手が明かす

[ 2011年12月27日 06:00 ]

馬房でリラックスするオルフェーヴル

 有馬記念を制して4冠を達成したオルフェーヴル(牡3=池江)は激闘から一夜明けた26日朝、栗東トレセンの馬房でリラックスした姿を見せた。「トレセンには午前1時すぎに帰ってきました」と森澤助手。「レースは音だけを聞いていたんですが、スタートが良くなかったし、前半1000メートルが63秒台。名前も呼ばれなかったので、負けを覚悟していました」と振り返った。今後は短期放牧に出る予定。「もう少し素直になってくれれば言うことはないんですが…」と苦笑いしながらも、頼もしそうに愛馬を見つめていた。

 明けて4歳となる来年の最大目標は秋の凱旋門賞(10月7日、仏・ロンシャン)だが春はドバイワールドC(3月31日、メイダン)に遠征するプランも浮上。黄金の末脚で世界の頂点を目指すことになる。

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2011年12月27日のニュース