トーセンホマレボシ、兄より「前向き」期待十分

[ 2011年11月9日 06:00 ]

坂路をキャンターで上がったトーセンホマレボシ

 3週連続重賞Vと勢いが止まらない池江厩舎に先週2日、今年の大物候補が入厩してきた。その名もトーセンホマレボシ(牡、父ディープインパクト)。天皇賞・秋を1分56秒1の驚がくレコードでG1初制覇を飾ったトーセンジョーダンの半弟だ。09年セレクトセールでは1億5500万円で落札された。担当は兄と同じ中澤助手。「(お父さんの)ディープっぽくはない。兄とも似てないけど、体はこの馬も大きくて500キロ以上はあると思うよ」と話した。

 週末に坂路を1F15秒ほどのペースで駆け上がり「スッと動いたね」と好感触。兄はデビュー2戦目から3連勝を飾り、早いうちから活躍したが「最初は全く動かなかった。いきなりはどうかな」という印象だった。それを思えば弟は「気持ちが前向きな感じ」と期待十分の口ぶりだ。

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2011年11月9日のニュース