【秋華賞】ミスターＸ　アカンサスの一発に期待！

　京都メーン１１Ｒ・秋華賞（Ｇ１）は、悲願のＧ１制覇を狙うホエールキャプチャが断然の人気を集めているが…。Ｇ１では３戦して２、２、３着と、あと一歩詰めが甘いところがある。さらにスタートに不安があり、スタンド前発走の今回はオークスのように出遅れて脚を余すことにもなりかねない。そこで伏兵の一発に期待する。

　本命はアカンサス。初のＧ１挑戦だったオークスでも７着と差のない競馬をみせた。桜花賞馬マルセリーナ（４着）とはわずか０秒１差。畠山吉師は「あれは直線のポジション取りの差だね。今年の牝馬路線は抜けた馬がいないし、チャンスはある」と手応え十分。春先はカイ食いが一息で調整にも苦労した。それが夏を越して精神的に成長し、カイ食いも良化。思い通りに稽古を積めるようになった。ここ２週は坂路で４Ｆ４９秒７、５０秒２と猛時計をマーク。生涯最高の出来で臨めるのは間違いない。

　前走・紫苑Ｓ（６着）は好スタートを決めて好位から競馬したが、ハイペースに巻き込まれて力を出し切れずに終わった。だが、ためれば確実に切れるタイプ。オークスではホエールキャプチャ、マルセリーナに次ぐ上がり３位の末脚を発揮した。当時とは別馬のように成長した今なら逆転も十分。ゴール前で強襲して波乱の秋華賞を演出する。

　３連単（１３）１着固定で相手（１）（４）（１２）（１５）（１８）の２０点