【BSN賞】後続の追撃封じた アースサウンド初のオープン勝ち

[ 2011年9月3日 16:20 ]

 3日の新潟11R「BSN賞」(3歳上オープン・別定・ダ1200メートル・良)は、1番人気で蛯名騎手騎乗のアースサウンド(牝4=和田道)が優勝した。勝ち時計は1分10秒4。

 各馬ほぼ出揃ったスタートから、まず先手を奪ったのはアウトクラトール。直後にアースサウンド、ブルーミンバー、アポロフェニックス、エーブダッチマン、レディルージュ、インオラリオと続いて向う正面を通過していった。

 3コーナーで、先頭はブルーミンバーに代わって、これをぴたりとマークするようにアースが2番手を進む。縦長の馬群の最後方には、いつも通りシルクフォーチュンが位置取って直線へと入った。

 直線を向いてアースがブルーミンバーを競り落とし先頭に立つと、内を突いてダッチマン、外からはクラトールが迫り、さらにクラトールの外からはルージュが手応え抜群に伸びてくる。さらに、最後方から馬群をさばきながら1頭また1頭と競り落としフォーチュンがグイグイと迫ってくる。徐々に詰め寄られたアースだったが、外強襲のルージュ、今日も上がり34秒7の豪脚を見せたフォーチュンを封じてゴール。着差以上に強い勝ちっぷりで、初のオープン勝ちを飾った。なお、イエスイッツトゥルー産駒としても、これが初のオープン勝利となった。
 
 クビ差の2着にレディルージュ、そこから1/2馬身差の3着にシルクフォーチュンが入った。

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2011年9月3日のニュース