【札幌6R新馬戦】エスペランサ雨を切り裂くデビューV!

[ 2011年9月3日 13:25 ]

 3日の札幌6R「メイクデビュー札幌」(芝1200メートル・稍)は、7番人気のジャーエスペランサ(牡2=石毛、父キングカメハメハ、母クノッソス)が優勝した。勝ち時計は1分12秒1。

 レース直前に小雨が本降りに変わって迎えた6R新馬戦は、ジャーエスペランサがポンと出て幕を開けた。

 内からリトルボスが押して出ていき、結局この馬がハナを奪うと、エスペランサは少し下げ2番手に収まり、スマートディルハム、イントゥーザブルー、ベルウッドブレット、タニノチャーチルと続いた。

 出入りは無いものの、3、4コーナーから後方馬群も一気に詰め掛け一団となっていく中、前ではボス、エスペランサ、ディルハム、ブルーの4頭横並びの状態で直線へ入った。

 内からボス、エスペランサが併せ馬の形で一歩抜け出すと、残り200メートルから外を通ってブルーが追いすがる。内ラチ沿いのボスが脱落する中、エスペランサはここからさらにもうひと伸びを見せ、降りしきる雨中の決戦を制した。 
 
 2馬身差の2着にイントゥザブルー、そこからクビ差の3着にリトルボスが入った。
 
 1番人気に推されたスマートディルハムは、馬場が響いたのか直線で失速し6着に終わった。

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2011年9月3日のニュース