【新潟2歳S】西園師、下馬評不満も狙う同日重賞V

[ 2011年9月1日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・札幌=31日】東西2歳重賞の取材で、坂田が調教スタンドに向かうと、ちょうどタイミング良く西園師がスタンドに向かって歩いていた。両重賞に管理馬を送りだし、ダブルVを狙うトレーナーが一言。「何であまり人気がないのかな?重賞でも面白いと思うのに」。とりわけ新潟2歳Sのハッシュドトーンは、新馬戦が首差勝利だったからか前評判はあまり高くない。最終追いは坂路4F53秒6~1F12秒5。時計はそれほど目立たない。それでも動きを見届けたトレーナーは自信を深めた様子。「クラシックを意識できる馬。スローペースだった前走でもきっちり折り合って、上がり33秒台の脚を使っている」と期待十分だった。

 昨年の西園厩舎はアーリントンCと阪急杯、東京スポーツ杯2歳SとマイルCSで2度の2日連続重賞制覇。小倉2歳Sのシゲルスダチと合わせて、今度は同日Vだ。

続きを表示

2011年9月1日のニュース