武豊 ばんえいも制し「夢がかないました」

[ 2011年8月22日 20:48 ]

「ばんえい競馬」の模擬レースで初勝利し、ガッツポーズして喜ぶ武豊騎手

 鉄そりを引いた体重1トンもの大型馬が坂のある障害コースを走る北海道帯広市の「ばんえい競馬」で22日夜、武豊騎手ら日本中央競馬会(JRA)のトップジョッキー10人が騎乗する模擬レースが行われ、普段の約4倍の約4千人の来場者でにぎわった。

 昨年に続いて2度目の参加の武騎手は第1レースで6着、第2レースで初勝利を挙げ、初めて総合優勝した。「夢がかないました。来年また来ます」と笑顔で話すと、拍手がわき起こった。

 JRAの騎手が手綱を握り、ばんえい競馬の騎手が補助役で同乗した。二つの坂を越えながらそりを引くレース(200メートル)を2回行い、ポイント数の合計を競った。

 模擬レースは、厳しい運営が続いているばんえい競馬を支援しようと、JRAの騎手らが参加して2007年から開催されている。

続きを表示

この記事のフォト

2011年8月22日のニュース