【新潟ジャンプS】コウエイトライ“歴史的”出走

[ 2011年8月18日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=17日】歴史に残る一戦。新潟ジャンプS連覇を目指すコウエイトライだ。10歳牝馬の出走は1959年のけいが競走(中京)に出走したストロングウイナー以来。JRA広報によると「今回のコウエイトライ(10歳4カ月12日)はJRA史上、牝馬の最高齢出走」だから凄い。岡崎が厩舎に向かうと、担当の宮本助手が偽らざる本音を口にした。「久々の今回は太めが残るかもしれないね。それに昨年の秋に成績が落ちたでしょ。それが使い詰めの影響だったのか、それとも他の馬が強くなったからなのか。そこがポイント」

 しかしながら動きは大したもの。今週の追い切りこそ坂路4F54秒1と目立つ時計ではなかったが、1週前にはCWコースで6F79秒5。「まだまだ気持ちは若いよ。それに骨太で500キロはあるから見た目にも10歳には見えないよね」。暑さに負けない“おばちゃんパワー”にぜひ注目を。

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2011年8月18日のニュース