【宝塚記念】10着ドリジャニ引退へ…池江師「もう限界」

[ 2011年6月27日 06:00 ]

<宝塚記念>10着に終わったドリームジャーニー

 一昨年の覇者ドリームジャーニーは復活ならず10着に敗退。これで現役引退が決定的となった。「ファイティングスピリットを失っていたね。もう限界。これ以上は走らせる必要がないでしょう」と池江師が言及。この日夜、くしくも弟オルフェーヴルの2冠祝勝会を京都で開催、その席上でオーナーサイドとの協議がもたれ引退が決まるもよう。近日中にも正式発表されそうだ。

 この日の馬体重マイナス18キロは調教で攻めて攻めぬいた証拠。ただ闘志に火がつかず、池添も「調子がいい時はかかっていくくらいなのに…。気持ちがなくなっていた」とラスト騎乗を振り返った。「(父の)ステイゴールドも来年18歳。まだ200頭以上の種付けをするほどの人気があるけど、この前、見た時に目が白くなっていた」と池江師はステイゴールドの後継種牡馬入りを望んで厩舎を支えた功労馬に感謝した。

続きを表示

2011年6月27日のニュース