【セントジェームズパレスS】ボス反応いまひとつで8着

[ 2011年6月15日 00:05 ]

 3歳牡馬限定で争われるマイルG1「セントジェームズパレスS」が14日、英国のアスコット競馬場で行われ、日本から出走したグランプリボス(牡3=矢作)は出走9頭中8着に敗れた。優勝は英2000ギニー馬フランケル(英、牡3=H・セシル)で、同馬はこれでデビューから7連勝。

 リルーティッドが後続を引き離し逃げる展開で、グランプリボスは道中2番手追走。レース中盤でフランケルが早め先頭に立つ中でも、鞍上デムーロは手綱を持ったまま。直線に向いての末脚勝負も、反応はいまひとつで力なく失速した。

 レース後、矢作師は「うーん、難しいなあ」と率直な感想を述べると、「うまい調整が出来たが馬がリラックスし過ぎていた。馬がファイトしないまま終わってしまった。本当に悔しいです」と続けた。

 勝ったフランケルはこれで無傷の7連勝。G1制覇はデューハーストS、英2000ギニーに続いて3勝目となった。

 ▼M・デムーロ騎手の話 ゴーサインを出しましたが馬が反応しませんでした。アスコット競馬場が初めてだったことが影響したのかもしれません。

続きを表示

2011年6月15日のニュース