北の大地に“ネコ旋風”期待の2頭スタンバイ

[ 2011年6月15日 06:00 ]

土曜函館の芝1000メートルでデビュー予定のネコニコバン

 北の大地をネコ軍団が席巻!?今週から始まる2歳新馬戦。函館では堀井厩舎から注目必至の2頭がデビューを待っている。土曜の芝1000メートルに登場するのはネコニコバン(牝)。父は重賞3勝もG1勝ちのないウインラディウスと血統は渋いが「追って味がありそうなタイプ」と陣内(じんのうち)助手。「美浦から函館と環境が変わっても動じないし、カイバも食べている」と度胸満点だ。

 日曜の芝1200メートルにはネコヤッタネ(牡、父パラダイスクリーク)。「早い段階で入厩して美浦でも乗り込んできた。走ることに前向きで新馬向きの性格。いいスピードがあるので、うまく生かしたレースができれば」と期待も大きい。馬名は「やったね」の意味に加え「米国の女傑ゼニヤッタのようになってほしい」とのオーナーの願いが込められている。ともに勝ち上がり、重賞での“ネコ一騎打ち”が目標だ。

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