【安田記念】西園強力３頭！筆頭シルポート逃げ一手

　短距離王国の西園厩舎が強力３頭出し。充実度ではマイラーズＣ１着、京王杯ＳＣ２着のシルポートだろう。西園師は「カイバも食べるし、体の張りもいい。回復力が早くて使うたびに良くなる。こんな馬は珍しい。東京新聞杯（６着）の時はテンに他馬にこすられて厳しくなかったが、自分の競馬をしてどこまで頑張るかでしょう」と迷いなしの逃げに懸ける。

　実績ならエーシンフォワード。昨秋のマイルＣＳに続きＧ１２勝目が懸かる。「京王杯ＳＣ（８着）は５９キロとピンク帽（外枠）がこたえた。２回使って上積みもあるし、時計の比較ならここでもヒケを取らない」とこちらも手応えありだ。コスモセンサーは京王杯ＳＣ（４着）がしぶとかった。師は「好位で我慢する競馬が板についてきたし、しまいはなおかつ伸びてくる。展開次第で出番も」と好感触。今春のＧＩは皐月賞の池江師（オルフェーヴル）、ＮＨＫマイルＣの矢作師（グランプリボス）と３頭出し厩舎は必ずＶ。西園厩舎には強力な追い風だ。