【ヴィクトリアM】ショウリュウ“攻めの調整”で一発気配

[ 2011年5月12日 06:00 ]

<ヴィクトリアM>坂路を力強く駆け上がるショウリュウムーン

 諦めムードはない。ショウリュウムーン陣営は攻めの姿勢だ。1週前にマークした坂路4F51秒5は同日の1番時計だった。佐々木師が意図を語る。

 「やってもへこたれないし、甘やかすとつけ上がるみたい。ビシッとやった」

 その流れで今週はしまい重点に。4F53秒4~12秒6に「雨だから(4F)54秒ぐらいと思っていた。ちょうどいい」とトレーナーはニンマリだ。ここ目標に仕上がりは文句ない。

 手綱を任される浜中は力強く意気込みを明かした。

 「東京の長い直線で、最大の武器である末脚をフルに生かしたい。自分の競馬に徹してハマるか、ハマらないか。一発狙いたい」

 ポイントは位置取りだ。後方からになったスポニチ賞京都金杯、マイラーズCは不発。だが中団で流れに乗った京都牝馬Sは鮮やかに突き抜けた。マイルはチューリップ賞でアパパネを破った距離。大仕事の可能性を秘めている。

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2011年5月12日のニュース