【天皇賞・春】「20年目で…」オーナー感激

[ 2011年5月2日 06:00 ]

ヒルノダムールを背にガッツポーズをする(右から)藤田、蛭川オーナー、崑師

 ヒルノダムールのオーナー・蛭川正文氏(65)はヒルカワ金属の代表取締役社長を務め、馬主歴は20年を数える。「20年目でやっとG1を勝つことができました。ジョッキー、トレーナーをはじめ厩舎関係者の皆さんのおかげです」と喜びもひとしお。昨年の3冠ロードは惜敗続きも「僕はずっと(藤田)伸二君に“乗ってよ”と言っていました」。固い信頼関係で栄光をつかんだ。

 <橋本牧場、ウインクリューガー以来>橋本牧場にとって03年NHKマイルC(ウインクリューガー)以来のG1制覇。橋本博代表取締役(40)は「本当にビックリしました」と興奮冷めやらぬ表情。牧場の規模は「毎年の生産が10頭以下。今年は5頭」という。足しげく通っている昆師について「よく馬を選んでもらって、よく走らせてもらっている。相性を感じます」と話していた。

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2011年5月2日のニュース