夏の福島開催中止決定 今週から全レース場外発売

[ 2011年4月20日 06:00 ]

 JRAは19日、今夏の2回福島競馬を中止すると発表した。同競馬場は震災でスタンドの一部が損壊するなどの被害を受け、復旧の見通しが立たない状況。代替競馬場については「空調を中心に、どれだけ節電できるかは競馬場によって違う。5月半ばまでには決定したい」(JRA小畠薫理事)と未定だが、東京と中山が候補に挙がっている。

 また、先週から後半6レース限定で場外発売を再開した事業所では今週から通常通りの全レース発売を行うことも発表。再開が見送られた東北地区の事業所とウインズ新宿に関しては引き続き休止(ウインズ新宿は月曜の払い戻し業務のみ実施)。震災以来初めての関東圏での開催となる東京競馬場では、ターフビジョンや場内テレビの放映台数・時間の縮小、エスカレーターの一部停止など可能な限りの節電を実施する。天皇賞・春については金曜発売を行うことも発表した。

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2011年4月20日のニュース