屈腱炎克服!カジノドライヴ、3月の仁川Sで復帰

[ 2011年1月3日 06:00 ]

08年10月、BCクラシック参戦のため米国入りした際のカジノドライヴ

 09年3月のドバイWC8着後、左前脚に屈腱炎を発症し、長く戦線離脱していたカジノドライヴ(牡6=藤沢和)が、仁川S(3月6日、阪神)で復帰する。2日、藤沢和師が明らかにした。鞍上は引き続き安藤勝が務める。

 08年ピーターパンS(G2)を勝つなど国際舞台でも活躍した同馬だが、ドバイから帰国後、休養中に屈腱炎発症が判明。再生医療を応用した幹細胞移植手術を受け、辛抱強く復帰を待った。昨年10月に美浦トレセンに帰厩してからは坂路でゆっくりと調整。暮れには1F15秒程度の登坂を楽にこなすようになって復帰にメドが立ち、正式にゴーサインが出た。幹細胞移植手術は、かつて重度の屈腱炎を発症したカネヒキリが施術され、復帰後にG1・3連勝をマークした画期的手術。カジノにも不死鳥のような復活が期待される。

続きを表示

2011年1月3日のニュース