【京都金杯】ライブコンサート「内枠なら…」

[ 2011年1月3日 06:00 ]

 【東西ドキュメント 栗東=2日】新年の馬場開きとなった午前7時、双眼鏡を持つ白井師の手には、早くも力がこもっていた。京都金杯に連覇を目指すライブコンサートを送り出すからだ。岡崎は新年のあいさつもそこそこに取材を開始。「30日に速いところをやった。CWで九分どころをいっぱいいっぱい。状態は変わらず来ているよ。あとは枠順。内枠ならいいけど外枠なら…」。内枠の条件付きだが色気十分だ。

 指揮官の胸を高鳴らせるのはライブだけではない。9日の新馬戦にメイショウヤタロウがスタンバイ。05年フェブラリーSを制したメイショウボーラーを半兄に持つ良血だ。「手先が長くて、ボーラーと違って芝向き。厩舎の今後を背負っていってほしい馬だよ。ライブで勝って、うまくバトンタッチできるといいね」。目指すは新年早々の白星ラッシュ。白井師の初夢プランに乗ってみるのも一つの手だ。

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2011年1月3日のニュース