【東スポ杯2歳S】サダムパテック3馬身半差で重賞初V

[ 2010年11月21日 06:00 ]

<東京スポーツ杯2歳S>重賞初制覇を飾ったサダムパテック

 来年のクラシックを占う「東京スポーツ杯2歳S」が東京競馬場で行われ、1番人気サダムパテックが外から直線半ばで先頭に立ち、2着リフトザウイングスに3馬身半差つける圧勝で重賞初制覇を飾った。

 3戦連続で出遅れ、道中も掛かり気味だったのに、この強さ。スミヨンは「スピードがあるし最後の脚も凄かった」と驚きの表情。「まだこれから成長していく。素晴らしい馬になっていくだろう」との評価を与えた。
 西園師も「鳥肌がたつような脚だった。掛かったが3角手前で折り合ったし、先頭に立ってからの脚が良かった。レースぶりが2歳馬と思えない。どこまで奥が深いのか。素晴らしい馬だ」と興奮気味に語った。次走は朝日杯FS(12月19日、中山)と決定。2歳離れした脚が今度はG1舞台でさく裂する。

 ◆サダムパテック 父フジキセキ 母サマーナイトシティ(母の父エリシオ)牡2歳 栗東・西園厩舎所属 馬主・大西定氏 生産者・北海道白老町白老ファーム 戦績3戦2勝 総獲得賞金4036万円。

続きを表示

2010年11月21日のニュース