【弥生賞】「トーセン」から目が離せない

[ 2010年3月3日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・弥生賞=美浦2日】「三寒四温」とはよく言ったもの。先週とは一転し、吹きつける北風に小田は震え上がっていた。そんな極寒にも負けず、鈴木康厩舎の番頭格・鈴木助手の表情の穏やかなこと。それもそのはず。先週はラストノート、トーセンチドリアシと新馬戦で2勝。弥生賞にはトーセンアレスがスタンバイだ。

 「デビュー前の追い切りの時にノリさん(横山典)が芝でも…と言っていたほどなので。ヒヤシンスS(4着)は外枠で外を通らされる不利。折り合えるので距離も大丈夫。楽しみですよ」。芝は初挑戦でも鈴木助手は野心たっぷりだ。
 土曜夜にドバイからトンボ返りする横山典(5日のメイダンマスターズに騎乗)は先週7勝。さらに、馬主の島川隆哉氏は中山記念で13番人気トーセンクラウンがVと、こちらも絶好調。今週も「トーセン」の大駆け?好調のキーワードがそろったアレスから、小田は目が離せなくなった。

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2010年3月3日のニュース