【菊花賞】(16)ナカヤマフェスタ

[ 2009年10月25日 06:00 ]

 午後0時56分に決戦の地、京都競馬場へと到着したナカヤマフェスタ。調教で見せるやんちゃな印象が強いが、馬運車を降りる時も、出張馬房へと移動する際も冷静そのもの。落ち着き払い、割り当てられた馬房へと収まった。

 「全くイレ込むことなく、想像以上に順調な輸送だった。いつも一緒に調教するナカヤマスウェプトと来たのが良かったのかもしれない」と堀内調教厩務員は、帯同した僚馬の存在が効果的だったことを明かした。
 「調教で馬場に入る時に嫌がるが、それは(調教のつらさを分かっている)賢さの裏返しではないか」と解説した同厩務員。「普通にゲートを出れば掛かることもない。前走の反動もなく、かえって腰がしっかりしたくらい。これはかなわないな、という馬もいないし楽しみはある」と終始、力強いコメントだった。

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2009年10月25日のニュース