万哲 6Fのテンシが中山に舞い降りる/船橋S

[ 2009年4月4日 06:00 ]

スポニチ

 最高の花見日和!?になりそうな4日。芝のレースは先週に続き、時計勝負が確実だ。で、注意すべきは最近の成績を過大視できない点。中山11R・船橋Sの近走を見ても、ほとんどがやや重。あまりに時計が遅いトリトンS、韓国馬事会杯の好走馬に飛びついては危険。良馬場の1200メートル=1分8秒台前半の高速決着ならば、◎ハネダテンシの出番だ。中山芝1200メートルに限れば、1分8秒0の持ち時計は最速。秋山師が「ベストは1200メートル」と話す短距離の切れ者。休み明けの上、マイルのアクアマリンS(6着)は“叩き台”と考えれば上々だ。特に同じ舞台の昨秋セプテンバーS(4着)の1分8秒4は素晴らしい。2週後のG1スプリンターズSなら、6着トウショウカレッジ(1分8秒4)に相当する好時計。先行馬がそろってハイペース。内枠4番を生かして馬群を縫って、一気差しで乾杯!!馬単(4)=(3)(4)=(14)に(4)から(11)(1)(5)(6)(7)。3連単は(4)1着固定で(1)(3)(5)(6)(7)(11)(14)へ42点。

 中山10R・安房特別の◎ダイワバゼラードも良馬場でこその切れ者。昨年のこの安房特別(2着)は後にスポニチ賞ステイヤーズSを勝つエアジパングの半馬身差に好走。当時より2キロ減のハンデ55キロで機動力アップ。馬単(13)=(4)(13)=(9)に(13)から(3)(2)(6)(7)(12)。3連単は(13)1着固定で(2)(3)(4)(6)(7)(9)(12)へ42点。

 中山9R・山吹賞は◎ノアブレイクの一発。前走(1着=重)の2分3秒8が実は優秀。同じ日の水仙賞(芝2200メートル=やや重)の2000メートル通過が2分5秒3だから、500万でも即通用する。堀井師が「今週の動きが素晴らしかった」と話すように出来も文句なし。良馬場で嫌われるようならお買い得だ。3連単(5)(10)の2頭軸マルチで(3)(4)(7)(9)(11)へ30点。(小田 哲也)

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2009年4月4日のニュース