万哲 “ツルギの舞”ペース!/中山11R

[ 2009年1月10日 06:00 ]

スポニチ

 09年中山開幕週は突然の“高速化”にビックリ。中山のコースレコードといえば、緑鮮やかな芝の秋開催で出るのが通例だが…。中山金杯のアドマイヤフジがタイレコード。2日目のジュニアC(1分34秒6)にしても、暮れのG1朝日杯FS(1分35秒1=1着セイウンワンダー)より0秒5も速い。暮れに傷んだ個所を仮柵で覆った効果+芝の生育管理の成果か。内、外の馬場差がない分、ロスなく内寄りを走れる先行型有利の傾向は続きそうだ。

 ならば中山11R・ニューイヤーSは◎マヤノツルギが最善手。前走・阪神C(5着)がG2の強豪相手にしぶとい粘り腰。初の1400メートルで、サイレントプライド、ジョリーダンスなど重賞勝ち馬に先着した実績はオープン特別なら胸を張れる。1200メートルでも楽に先手を奪えるスピード馬。理想的な内寄り5番+主導権を奪えば天下一品の藤田なら、単騎逃げは保証済み。見た目以上に根付きがしっかりしている“イン逃げ”の一手。万が一、9日の雨の影響が残ってもOK。昨夏、函館のUHB杯(1着)は不良馬場で逃走。力がいる馬場でも問題ない。馬単(5)=(1)(5)=(13)に(5)から(6)(3)(4)(7)(11)。3連単は(5)の1着固定で(1)(3)(4)(6)(7)(11)(13)へ42点。

 中山10R・迎春Sも◎ビービーファルコンの逃げ切り。行く脚がある同型セタガヤフラッグが前走控えて成功しただけに、逃げ確率はアップ。馬単(10)=(9)(10)=(11)に(10)から(3)(2)(6)(12)。3連単は(10)の1着固定で(2)(3)(6)(9)(11)(12)へ30点。

 京都11R・寿Sの京都内回り2000メートルも先行有利な舞台。◎タイセイファイターが行き切るか。馬単(3)=(10)(3)=(6)に(3)から(8)(2)(5)(9)(11)。3連単は(3)の1着固定で(2)(5)(6)(8)(9)(10)(11)へ42点。(小田 哲也)

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2009年1月10日のニュース