小規模牧場の誇りワンダー/朝日杯FS

[ 2008年12月22日 06:00 ]

 セイウンワンダーを生産した筒井征文(ゆきふみ=65)場長に代わり、息子で公務員の康弘氏(35)が表彰台へ。「うれしくて…喜びが止まりません」と重賞2勝目、初G1制覇の感激に震えた。三石にある牧場は繁殖牝馬わずか4頭。最近は競走馬から、14、15頭いるという三石牛の飼育にシフトしつつある中での快挙となった。征文氏の代で牧場が終わることも決まっている。「母セイウンクノイチは元気で、当歳はタニノギムレットの牡馬がいます。ワンダーは小さい頃に何度かかまれたことを覚えています」と康弘氏は懐かしそうに語った。

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2008年12月22日のニュース