“速過ぎる2歳”プリベール/先週の新馬戦

[ 2008年7月22日 06:00 ]

 最もインパクトがあったのは新潟の芝1400メートル戦を楽勝したダイワプリベール。スピードの違いですんなりハナを切り、直線も全く追うところなしで後続に3馬身半差。1分22秒0の勝ちタイムも2歳戦としては破格の速さ。Aに近いB評価だ。スピードがあり過ぎるだけに今後は距離への対応が鍵になるが、マイルくらいは十分にこなせるはず。今後の成長が楽しみな逸材が登場した。新潟ではダート1200メートル戦を制したコンスヴァールも完成度の高さを感じさせた。芝での走りもぜひ見てみたい。

 函館では5頭立てと少頭数になったダート1000メートル戦を圧勝した(外)ヒシアカデミーがB評価。馬体に大物感があり、距離は延びた方が断然良さそう。かなり奥が深そうな気配が漂っている。小倉の3鞍はやや小粒な顔ぶれ。時計的にも内容的にも強調材料に欠ける印象で、すべてC評価だ。

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2008年7月22日のニュース