かなりの切れ者カレッジ/CBC賞

[ 2008年6月10日 06:00 ]

 中京の日曜メーン「第44回CBC賞」(15日)の有力候補がトウショウカレッジだ。今回と同じ中京芝1200メートルの前走・テレビ愛知オープンで鮮やかな差し切りを決めた。出遅れて道中は後方に置かれたが、先行馬有利の流れの中、上がり3F33秒2の強烈な末脚を発揮した。

 坂井助手は「3歳や4歳の頃は休んでいた期間が長く、今になってようやく成長している。G3を勝つだけの力はあると思う」と能力を評価する。しかも前走は昨年の阪神C(14着)以来の一戦。前走時552キロの巨漢馬だけに、ひと叩きされた上積みも絶大だ。「とにかく調子に関しては文句なし」と坂井助手。ハンデはメンバー中で最も重い57キロを背負うが、この馬体重であれば大きな負担にはならない。開催最終週で追い込みの利く今の馬場状態なら再度、剛脚が見られそうだ。

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2008年6月10日のニュース