(1)サトノプログレス・枠順泣き笑い

[ 2008年5月10日 06:00 ]

状態の良さが伝わってくるサトノプログレス

 昨年、ピンクカメオでアッと言わせた国枝厩舎が送るサトノプログレスは最内1番。国枝師は「いいんじゃないの。さばくのはニュージーランドT(1着)を見ても上手だし、乗るのは天下の典ちゃん(横山典)だからね。自信?そりゃトライアルを勝っているのだから、昨年(ピンクカメオは17番人気で優勝)より自信がないとはいえないね」と“連覇”に確かな手応えを得ている。

 9日は坂路を1本駆け上がった後、Wコースを軽快に流した。スピード感満点で状態の良さが肌で伝わってくる。同師は「リラックスしているし、いい汗かいていた。雨?馬場も少し時計が掛かるぐらいでちょうどいいと思う。道悪は気にしていない。あとは神のみぞ知るだね」と穏やかな口ぶりで結んだ。頭数では劣勢の関東馬だが、トライアル覇者のプライドでGIも勝ち抜く決意だ。

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2008年5月10日のニュース