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ボルボが初の小型SUV 若年層や女性取り込む

[ 2018年3月28日 16:10 ]

ボルボ・カー・ジャパンが発売した「XC40」
Photo By 共同

 ボルボ・カー・ジャパン(東京)は28日、初めてのコンパクトなスポーツタイプ多目的車(SUV)「XC40」を発売したと発表した。人気のSUV市場に、安全技術を装備し価格帯を下げた新型車を投入することで、若年層や女性の顧客を取り込みたい考えだ。

 XC40は、歩行者を検知する自動ブレーキなどの先進の安全技術を全車に搭載。バックで駐車場から出る際、接近する車を警報で知らせ、必要に応じて自動ブレーキをかける機能をボルボとして初めて採用した。車内の収納スペースも充実させ、実用性を高めた。

 希望小売価格は389万円から。これまで顧客は50代の男性が中心だったが、価格帯を下げることで30代や女性にも訴求する。将来的に電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)を導入する計画だ。

 東京都内で開いた発表会で、ボルボ・カー・ジャパンの木村隆之社長は「コンパクトSUVは近い将来間違いなくSUV最大のセグメントになる」と語った。

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