雨で約2時間中断の日本GP、フェルスタッペンが12勝目 2年連続総合Vも決める 角田13位

[ 2022年10月9日 17:18 ]

F1第18戦日本GP ( 2022年10月9日    鈴鹿サーキット=1周5・807キロ )

<F1日本GP決勝>大雨の降る中始まった決勝。1コーナーの飛び込みでフェルスタッペン(レッドブル・中央右)とルクレール(フェラーリ・中央左)がトップ争いを繰り広げる(撮影・岸 良祐) 
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 レッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)がポール・ツー・ウインで2戦ぶり今季12勝目、通算32勝目を挙げた。フェラーリのシャルル・ルクレール(モナコ)が2番手、レッドブルのセルヒオ・ペレス(メキシコ)が3番手でフィニッシュしたが、ペレスに追い上げられたルクレールは最後にコースをショートカット。ルクレールに5秒のペナルティーが課せられ、3位となったことでフェルスタッペンの2年連続総合優勝が決定した。雨で約2時間中断したレースは3時間規定により28周で終了した。

 大雨の中でスタートし、いきなりトラブルが続出した。鈴鹿ラストランのアストンマーチンのセバスチャン・フェテル(ドイツ)がアルピーヌのフェルナンド・アロンソ(スペイン)と接触してスピン。フェテルはレースを再開したが、フェラーリのカルロス・サインツ(同)はスピン、ウィリアムズのアレクサンダー・アルボン(タイ)はマシントラブルでリタイアした。ピットスタートとなったアルファタウリのピエール・ガスリー(フランス)は、サインツのクラッシュにより外れて飛んできた広告看板がフロント部分に引っかかるアクシデントに見舞われた。レースは2周を終えたところで赤旗中断となった。

 約2時間後の中断後、雨用タイヤが義務づけられ、スタンディングスタートでレース再開。セーフティーカーが外れるとフェテルとウィリアムズのニコラス・ラティフィ(カナダ)が早速タイヤをインターミディエイトに履き替え、各車が次々とピットインした。日本人として8年ぶりの日本GP出場となったアルファタウリの角田裕毅は再開後、11番手を走行中に2度目のタイヤ交換を行って勝負に出たが、13位に終わった。

 ▽決勝順位

 (1)フェルスタッペン(レッドブル)

 (2)ペレス(レッドブル)

 (3)ルクレール(フェラーリ)

 (4)オコン(アルピーヌ)

 (5)ハミルトン(メルセデス)

 (6)フェテル(アストンマーチン)

 (7)アロンソ(アルピーヌ)

 (8)ラッセル(メルセデス)

 (9)ラティフィ(ウィリアムズ)

 (10)ノリス(マクラーレン)

 (11)リカルド(マクラーレン)

 (12)ストロール(アストンマーチン)

 (13)角田裕毅(アルファタウリ)

 (14)マグヌセン(ハース)

 (15)ボッタス(アルファロメオ)

 (16)周冠宇(アルファロメオ)

 (17)ガスリー(アルファタウリ)

 (18)シューマッハー(ハース)

 リタイア サインツ(フェラーリ)

 リタイア アルボン(ウィリアムズ)

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