3年ぶり開催F1日本GPは午後2時決勝スタート 角田裕毅は13番手から攻めの走りを期待

[ 2022年10月9日 13:53 ]

F1世界選手権シリーズ第18戦日本GP決勝 ( 2022年10月9日    三重県鈴鹿サーキット=1周5・807キロ×53周 )

<F1日本GP決勝日>決勝を前に笑顔を見せるアルファタウリ・角田(撮影・岸 良祐) 
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 新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となったF1日本GPは9日午後2時に決勝がスタートする。参戦2年目となったアルファタウリの角田裕毅は8日の予選でブレーキトラブルに悩まされながらもQ2(予選2回目)に進出し、決勝は13番手グリッドからのスタート。スタートから雨が降り出し、レース途中で雨脚が強まるとの予報の中、日本人ドライバーとしては14年の小林可夢偉(当時ケータハム・ルノー)以来8年ぶり出場の日本GPでどんな走りを見せるか注目される。角田は8日の予選後、日の丸や自身のキャップ姿のファンが目立つ観客席に感動したと明かし、「アグレッシブに攻めるスタイルを皆さんに見てほしい」と抱負を述べている。

 予選でポールポジション(PP)を獲得したのはレッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)。レッドブル・グループの技術パートナーであるホンダのお膝元・鈴鹿サーキットで、優勝した上で最速ラップをマークすれば、フェラーリのシャルル・ルクレール(モナコ)の成績に関係なく2年連続の総合優勝が決定する。2番手グリッドからスタートするルクレールは、3番手の同僚カルロス・サインツ(スペイン)とともに、フェルスタッペンの総合V阻止に挑む。

 また、今季限りでのF1引退を表明しているアストンマーチンの元世界王者セバスチャン・フェテル(ドイツ)にとっては、決勝が鈴鹿でのラストレースとなる。レッドブル時代に過去4度優勝している鈴鹿で有終の美を飾れるか。予選ではエステバン・オコン(フランス)が5番手、フェルナンド・アロンソ(スペイン)が7番手とアルピーヌ勢が好調だったが、雨模様の7日のフリー走行2回目で1、2番手を占めたメルセデスのジョージ・ラッセル(英国)と元世界王者ルイス・ハミルトン(同)の巻き返しにも注目だ。

 決勝のスターティンググリッドは以下のとおり。
 (1)フェルスタッペン(レッドブル)
 (2)ルクレール(フェラーリ)
 (3)サインツ(フェラーリ)
 (4)ペレス(レッドブル)
 (5)オコン(アルピーヌ)
 (6)ハミルトン(メルセデス)
 (7)アロンソ(アルピーヌ)
 (8)ラッセル(メルセデス)
 (9)フェテル(アストンマーチン)
 (10)ノリス(マクラレーン)
 (11)リカルド(マクラーレン)
 (12)ボッタス(アルファロメオ)
 (13)角田裕毅(アルファタウリ)
 (14)周冠宇(アルファロメオ)
 (15)シューマッハー(ハース)
 (16)アルボン(ウィリアムズ)
 (17)マグヌセン(ハース)
 (18)ストロール(アストンマーチン)
 (19)ラティフィ(ウィリアムズ)
 ※ガスリー(アルファタウリ)はピットスタート

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2022年10月9日のニュース