角田、ファンに「感謝」の走行 鈴鹿に6万8000人!9日決勝は13番手スタート

[ 2022年10月9日 04:40 ]

予選を走行するアルファタウリ・角田(撮影・岸 良祐)
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 F1第18戦日本GPは8日、三重県鈴鹿サーキットで公式予選が行われ、初の母国GPとなったアルファタウリの角田裕毅は3回目(Q3)に進めず、9日の決勝は13番手グリッドからのスタートが決まった。

 フリー走行は苦戦が続き、予選でマシンのブレーキトラブルも発生。それでも「最終的にQ2(2回目)へ進めたし、最後のラップも悪くなかった」と前向き。初日に比べて天候も回復し、「あれほど日本国旗や自分のキャップを見ることはなかった。今まで以上にパワーをもらってQ2へ進めた」と詰めかけた観衆6万8000人に感謝した。

 この日、同僚ピエール・ガスリー(フランス)の来季のアルピーヌ移籍と、19年F2総合王者ニック・デフリース(オランダ)のアルファタウリ加入が発表された。「僕が成長できたのは彼のおかげ」と“兄貴分”の離脱を悲しむ一方、デフリースは角田と同じく小柄のため「(来季は)コンパクトな車になるかも(笑い)。それがアドバンテージになれば」と歓迎した。

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2022年10月9日のニュース