アロンソ今季５勝目！可夢偉８位入賞

今季５勝目を挙げ、表彰式でジャンプして喜ぶフェルナンド・アロンソ

　韓国ＧＰ決勝は２４日、韓国国際サーキットで行われ、フェラーリのフェルナンド・アロンソ（２９）が今季５勝目、通算で単独６位の２６勝目を挙げた。

　レッドブルのセバスチャン・フェテル（２３）とマーク・ウェバー（３４）はともにリタイア。降雨による１時間近い中断、さらにセーフティーカーが何度も入るなど大混乱のレースを制したアロンソは「素晴らしい。今季のベストレースだ」。年間総合得点争いでも残り２戦でトップに浮上し、０６年以来３度目の王者獲得に向け大きく前進した。ＢＭＷザウバーの小林可夢偉（２４）は８位で２戦連続今季７度目（通算８度目）の入賞を果たした。（霊岩・尾張正博通信員）