輸入車販売台数はピーク時から6割減少

[ 2010年4月6日 18:25 ]

 日本自動車輸入組合が6日発表した2009年度の輸入車販売台数は、前年度比7・8%減の18万3677台で、2年連続のマイナスとなった。ピークの1996年度と比べると約6割の減少。長引く不況で個人消費が低迷、国産車と比べ高価格帯の商品が多いこともあり販売が落ち込んだ。

 外国メーカー車は5・7%減の16万6604台。ブランド別では、フォルクスワーゲン(VW)がほぼ横ばいの4万664台で10年連続の首位。2位のBMW、3位のメルセデス・ベンツは前年度を下回ったが、4位のアウディは販売強化策が奏功し8・8%増と好調だった。
 ことし3月の販売台数は、前年同月比9・8%増の2万5492台。5カ月連続の増加だが、08年比では約2割少ない水準にとどまっている。

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2010年4月6日のニュース