痛すぎるトヨタ“遅れた”代償は15億円

[ 2010年4月6日 08:22 ]

 ラフード米運輸長官は5日、トヨタ自動車が大規模リコール(無料の回収・修理)を実施したアクセルペダルが戻りにくくなる問題で、米道路交通安全局(NHTSA)への通報が遅れたとして、同社に対し1637億5000万ドル(約15億円)の制裁金を科す方針を表明した。

 米政府による自動車メーカーへの制裁金としては過去最高額となる。米政府がトヨタの「欠陥隠し」を法令違反と認定したことで、信頼回復を急ぐ同社にとって痛手となりそうだ。
 NHTSAによると、トヨタはペダルの欠陥に関して、消費者にとって潜在的な危険があると知りながら、少なくとも4カ月間にわたり報告しなかった。自動車メーカーは米の法律で5営業日以内の報告を義務付けられている。(共同)

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2010年4月6日のニュース