トヨタ初優勝ならず…バトンが優勝

[ 2009年4月26日 21:30 ]

今季3勝目を挙げて喜ぶバトン

 自動車のF1シリーズ第4戦、バーレーン・グランプリ(GP)決勝は26日、バーレーン国際サーキットで57周(1周5・412キロ)の決勝を行い、予選で4位につけたブラウンGP・メルセデスのジェンソン・バトン(英国)が勝ち、今季3勝目、通算4勝目を挙げた。

 公式予選で1、2位を占め参戦8年目で初優勝が期待されたトヨタ勢は、ポールポジション(PP)からスタートしたヤルノ・トゥルーリ(イタリア)の3位が最高だった。
 2位は第3戦の中国GPを制したレッドブル・ルノーのセバスチャン・フェテル(ドイツ)が入った。

 ウィリアムズ・トヨタの中嶋一貴は途中リタイアした。

 ≪トゥルーリ「勝てずに申し訳ない」≫予選1位で期待されたトゥルーリは3位。トヨタに初優勝をもたらすことはできず「PPなのに勝てずに申し訳ない」と残念そうな表情を見せた。
 大事なスタートでやや手間取ってしまい、歯車が狂った。しかし、「レースそのものは悪くなかった。走り抜くことはできた」と話し、今季2度目の表彰台を前向きにとらえようとしていた。

 ▼ジェンソン・バトンの話 タフなレースだった。予選からペースが上がらなかっただけに勝ててとてもうれしい。暑さに悩まされたけど、チーム全員で誇りを持てる勝利だ。(共同)

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2009年4月26日のニュース