三菱自、電気自動車の生産能力倍増

[ 2009年4月3日 06:00 ]

 三菱自動車は3日、「i MiEV(アイ ミーブ)」などの電気自動車の生産能力を2011年度に最大で当初計画の2倍の年2万台に引き上げる方針を明らかにした。水島製作所(岡山県倉敷市)で製造し、10年度も計画より1000台増やし5000台にする。

 三菱自は「アイ ミーブ」を国内でことし7月に発売するが、今夏からの1年間に製造する2000台は電力会社など法人からの受注で予約が埋まっている。
 電気自動車は走行中に二酸化炭素(CO2)を排出しない環境対応車として国内外で政府の優遇策が広がっており、今後も市場拡大が見込めると判断した。
 10年度に海外向けの左ハンドルや商用タイプも追加し、フランス自動車大手プジョー・シトロエングループ(PSA)に対する相手先ブランドによる生産(OEM)供給も始まる。

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2009年4月3日のニュース