3月の輸入車販売 大きく前年割れ

[ 2009年4月3日 06:00 ]

 フォルクスワーゲン(VW)など主力輸入車ブランドの3月の日本での販売台数が、軒並み前年実績を大きく割り込んだことが3日、分かった。3月は新車販売の最大商戦だが、世界同時不況による消費者心理の冷え込みが響いた。

 ドイツ自動車大手のBMWが38%減、メルセデス・ベンツも23%減だった。VWは29%減と大きく減少しながらも、輸入車のブランド別で6カ月連続の首位。アウディは新型車を2月に発売した効果もあり、3%減にとどまった。
 日本自動車販売協会連合会によると、日本メーカー車を含めた3月の輸入車販売台数は26・8%減の2万3218台と、11カ月連続で前年実績割れとなった。

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2009年4月3日のニュース