アグリチーム“スタート”に満足感

[ 2008年3月15日 06:00 ]

 スーパーアグリ・ホンダは開幕前の準備が遅れ、新車のセットアップに努めた。フリー走行2回目のタイムは21位(佐藤)と最下位の22位(デビッドソン)。ほぼぶっつけ本番となった佐藤は「シーズン初日をスタートできてうれしい。久しぶりの運転で楽しかった。問題は山積みだが、全体的にきょうはよかった」と満足感を漂わせた。

 ≪ホンダ ブラウン体制で巻き返しなるか?≫フェラーリから招へいしたロス・ブラウン代表の下、ホンダは再建のシーズンのスタートを切った。2回のフリー走行ではバトン、バリチェロの2台はいずれも中位。昨季の10チーム中8位から巻き返しを図る中本修平・副マネジングディレクターは「昨年苦しんだ空力の問題はデータを見る限りなさそう。ただ、あしたの予選はみんな速いから不安ですね」と話した。

 ≪トヨタまずまず≫参戦7年目で初優勝を狙うトヨタは、まずまずのスタートを切った。2回のフリー走行でトゥルーリ、グロックがいずれもトップ10入り。フリー走行2回目の終盤にトゥルーリがスピンしてコースアウトしたが問題はなさそうだ。新居章年・技術コーディネーション担当ディレクターは「タイムはぼちぼち。楽観視はしていないが、あしたの予選を楽しみたい」と話した。

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2008年3月15日のニュース