ハミルトンPP 中嶋14位

[ 2008年3月15日 14:05 ]

開幕戦でポールポジション獲得したハミルトン(右)

 F1シリーズ開幕戦、オーストラリア・グランプリ(GP)は15日、メルボルンのアルバートパーク・特設コースで公式予選を行い、マクラーレン・メルセデスのルイス・ハミルトン(英国)が通算7度目のポールポジション(PP)を獲得した。

 2位はBMWザウバーのロベルト・クビツァ(ポーランド)。ウィリアムズ・トヨタの中嶋一貴は14位、スーパーアグリ・ホンダの佐藤琢磨は20位だった。昨季の年間王者、フェラーリのキミ・ライコネン(フィンランド)は予選1回目にマシンが故障し、16位と出遅れた。
 トヨタは2台とも予選3回目に進み、ヤルノ・トゥルーリ(イタリア)が6位。ホンダはルーベンス・バリケロ(ブラジル)が11位だった。

 ≪ハミルトン好発進≫昨季、新人ながら最後まで年間優勝を争ったハミルトンが、激しいPP争いを制した。予選3回目の終了間際に、クビツァがトップタイムをマーク。その直後にハミルトンが0秒155上回った。新シーズンで好発進。「開幕戦でのPPはとてもうれしい。チームのみんなが素晴らしい仕事をしてくれて、最高の結果だ」と白い歯をのぞかせた。

 ≪中嶋 目標に届かず≫段階的に出走権が絞られていく予選で、中嶋は目標としていた3回目には進めず「ベストの結果ではなかった」と悔しさをにじませた。日本人で初めて親子でF1ドライバーとなり注目されているが、やや厳しい今季のスタートに。それでも「最終日が楽しみ」と気持ちを切り替えていた。(共同)

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2008年3月15日のニュース