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ボクシング京口紘人 「今回のテーマはKO」 9・22に復帰第2戦目となるフライ級10回戦

[ 2023年8月17日 16:00 ]

次戦の発表会見を行った京口(左)と高山
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 プロボクシング前WBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(29=ワタナベ)が17日、都内の所属ジムで会見し、9月22日にフライ級10回戦に臨むことを発表した。フィリピン同級1位のジャーベン・ママとの対戦が決まり「前回は勝つことにこだわって丁寧なボクシングをしたことで倒せなかった。今回のテーマはKO。いい内容で勝てればと思う」と話した。

 京口は昨年11月のWBA&WBCライトフライ級王座統一戦で寺地拳四朗(31=BMB)にプロ初黒星を喫し王座陥落。今年4月にフライ級転級を表明すると、再起戦となった5月の同級10回戦(東京・墨田区総合体育館)で3―0判定勝利を収めていた。その一戦では試合途中に拳を痛めていたが、現在は完治したことも報告。すでにスパーリングも約30ラウンドこなし「痛みはほぼない。試合当日まで慎重に調整して、当日ベストで臨めるように頑張りたい」とうなずいた。

 ミニマム級、ライトフライ級に続く世界3階級制覇を見据える京口は「今回クリアして、来年の世界タイトルマッチ、3階級制覇に向けていい試合できればと思う」と気合十分。次戦の鍵はボディブローになることも明かしながら「この選手相手にKOできれば、自分の中での自信にもつながる。中盤あたりで倒したい」と青写真を描いた。

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